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革新的医療用ラジオアイソトープ製造施設整備に向け始動

DATE プロジェクトが拓く国産診断治療用アイソトープ医薬品開発

RI 医薬品を用いた個別化医療の推進が急務です。東北大学サイクロトロンラジオアイソトープセンター(CYRIC)(渡部浩司センター長(プロジェクトマネジャー)、伊藤正俊教授)、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(橋本和幸上席研究員)、住友重機械工業株式会社(盛田琢造主席技師)、株式会社千代田テクノル(永井泰樹特 別 研究 員 (プ ロ ジ ェク ト リ ー ダー ) 、 川端 方子 主 任 研 究 員 )は 、 新た に 共 同 でDATE(Deuteron Accelerator for Theranostics mEdicine at Tohoku University)プロジェクトを立ち上げました。本プロジェクトは、負重水素イオンを加速する装置を整備し、個別化医療の RI 医薬品として利用できる銅 64 と銅 67 の大量製造と様々ながんの診断治療に有効な RI 医薬品開発のため、多様な RI のオンデマンド製造を目指します。当施設は加速器中性子を利用した革新的医療用 RI 製造法を適用できる世界唯一の施設として、国産 RI 医薬品の研究開発に資するとともに、国際共同研究による RI 医薬品開発を展開します。プロジェクト名は仙台藩主にちなんでいます。

本事業は、科学技術振興機構(JST)産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)の一環です。